規制を受けながらも仮想通貨が盛んに取引されている中国。
本サイトで取り上げているOmiseGOの取引量が多い取引所TOP3は実は全て中国の取引所というのは、以外と知られていません。
そこで今回は3大取引所の一つOKeX(オーケーイーエックス)について解説していきます。メリットからデメリット、口座の開設方法、本人確認(KYC)まで解説していきます!
目次
OKeXとは
OKeXとは中国の3大取引所、Binance・Huobiと並ぶ取引所の一つです。
2018年5月にそれまで世界最大の取引量を誇っていたBinanceの24時間の取引量を超えたことでも話題になりました。

(CoinMarketCap より引用 2018年6月18日の写真)
ちなみに2位がBinance,3位がHuobiになります!元々北京にありましたが、中国の規制の影響で香港に移動した取引所になります。
取引銘柄が多いことも人気の理由の一つですね。
会社名 | Okex Fintech LLC |
代表 | Chris Lee |
所在地 | 香港 |
公式サイト | https://www.okex.com/ |
OKeXのメリット
それではここからOKeXのメリットを紹介していきます!
取扱銘柄が多い
取引量の多い取引所、全てに共通していることですがOKeXも同じで、取引銘柄が非常に多いです。
取り扱っている通貨の数は170種類以上もあるようです。メジャーなアルトコインだけ投資する人にはそこまで必要ないかもしれませんが、これから伸びる、有望な銘柄を探したい人にはこの数は大きな魅力の一つですね。
取引量が多く、流動性が高い
初めに言った通り、現在24時間の取引量が世界一を誇ります。それゆえに流動性が非常に高く、取引の成立がしやすくなっています。
仮想通貨の世界では取引量が少ない取引所だと通貨ペアはあっても中々取引がスムーズに行えないことがあります。ただ、OKeXではそのような心配はする必要はないかもしれませんね。
口座開設が簡単
これは後ほど解説しますが、OKeXは口座開設が非常に簡単です。
メールアドレスとパスワード、指定されたコードを入力するだけで口座が作れます。海外の取引所を使うときに口座の開設方法が複雑な取引所もある中で簡単に口座を作れるのは大きなメリットですね。
OKeXデメリット
ここまではメリットを紹介してきました。それでは次にOKeXのデメリットを紹介していきます。
日本語対応していない
OKeXは中国と英語しか対応していません。
普段から取引が慣れている人であれば、慣れでなんとかなるかもしれませんが普段、あまり英語に慣れていない人は少し手間取るかもしれません。
binanceと比べると手数料が高い
後ほど紹介しますが、OKeXは手数料が基本的には0.2%となっています。同じく中国の取引所であるBinanceは0.1%なので、単純に2倍の手数料がかかります。
規制の可能性を残している
これは中国の取引所全てに言えることですが、中国は大きな規制をこれまで幾度となくやってきました。今後、規制が一切ないとはいい切れません。もし、また規制があった場合は何かユーザーにとって不利なことがあるかもしれません。
OKeXの口座開設方法
ここまでで、OKeXの大まかな特徴・メリット・デメリットについて解説してきました。
それではここからは口座の開設方法について説明していきます!
まずはOKeXのサイトにいき、右上の「Sign up」を押します。

すると次のページになるので

- メールアドレスを入力
- パスワードを入力
- パスワードを再入力
- チェックリストにチェックをいれる
- 「Get code」を押す
- メールアドレスに届いたコード6桁を入力
この流れが完了したら下の「Sign up」のボタンを押しましょう。
※「Get code」のボタンを押すと60秒のカウントダウンが始まります。そのため、先にパスワードを入れないと時間切れになってしまい、二度手間になることがあるのでこのような順番がおすすめです。
僕は先に押してしまい、結構焦りました。

するとこのようなページになります。これで口座開設は完了です。

2段階認証
それでは次に2段階認証の設定をします。「Security 」のボタンをクリックします。

そして、Google Authenticatorの「Settings」をクリックします。

すると次のページになります。

- Google AuthenticatorのアプリでQRコードを読み取ります
- Google Authenticatorで表示されている6桁の番号を入力します
- 「Get code」のボタンを押します
- 自分の登録されたメールアドレス宛のコードを入力します
これで2段階認証は完了です。
2段階認証は非常に重要なセキュリティ対策です。面倒かもしれませんが必ずやりましょう!
ファンドパスワード
OKeXではセキュリティを強固にするため、2段階認証、個別のパスワードとは別に「ファンドパスワード」というものを設けています。これは取引・出金する際に必要なパスワードです。
※当然ながら2段階認証とは異なるパスワードに設定しましょう!
まずは先程同様に「Security」のページにいきます。2段階認証後は「Fund Password」が有効になっているため赤枠の「Settings」をクリックします。

すると次のページになります。

- Fund Passwordに新しいパスワードを入力する
- パスワードを再入力
- 2段階認証のコードを入力する
最後に「Confirm」のボタンを押して完了です。OKeXで取引・出金する際はこちらのFund Passwordが必要になるので必ずメモしておきましょう。
本人確認
それでは最後に本人確認(KYC:Know Your Customer:顧客確認)について解説します!
ちなみにOKeXは本人確認をしなくても通貨の取引は可能です。ただ、出金する制限があるのでアカウントレベルをあげておく必要があります。
そこまで大きな額を取引しない人はレベル1の2BTCの制限さえクリアしておけば問題ないでしょう。
レベル1に上げる方法

まずは「Settings」をクリックします。そして次のページの「Verification」をクリックします。


こちらのページで
- Japan(日本)を選択
- 英語でフルネームを記入
- パスポートの身分証番号を記入
レベル1はこれで完了です。
※パスポートの身分証番号とは旅券番号・Passport NO.のことです。パスポートの自分の写真が乗っているページにこちら英語と数字で作られた番号が記載されいています。
OKeXの手数料表
OKeXはBinanceに比べて手数料が高いことは先程述べました。実際に手数料はこのようになっています。
レベル | 30日間でのBTC取引量 | Maker手数量 | Taker手数量 |
1 | 600BTC以下 | 0.15% | 0.20% |
2 | 600BTC以上 | 0.14% | 0.19% |
3 | 1200BTC以上 | 0.13% | 0.18% |
4 | 2400BTC以上 | 0.12% | 0.17% |
5 | 12000BTC以上 | 0.11% | 0.15% |
6 | 24000BTC以上 | 0.08% | 0.11% |
7 | 60000BTC以上 | 0.05% | 008.% |
8 | 120000BTC以上 | 0.02% | 0.05% |
※Makerとは取引の板にない数字で注文する場合のこと、Takerとは取引の板にある数字を注文すること(成行注文と同じ)です。
これだけ見ると手数料は0.02~0.2%ですが9割の人は30日間で600BTCも取引しないですよね・・・
となると自然と手数料は0.2%か0.15%になってきますね。
まとめ
今回は中国の3大取引所の一つであるOKeXについて解説しました。
ちなみに、OmiseGOの取引量を見るとはHuobi、Binanece,OKeXの順番で出来高が多くなっています。OmiseGOの取引だけ見たらそこまで大きな差はないですね。
とは言ってもこの機会に口座だけでも作っておくと後々、役に立つかもしれません!
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