OmiseGOを運営するOmiseとは一体どんな会社のなのか?

”節度あるICO、変わった名前”

2017年の6月7月にいろんな意味で話題になった我らが仮想通貨OmiseGO(オミセゴー)。

OmiseGOは東南アジアの決済を今よりもスムーズにすることを目的に作られました。OmiseGOについては詳しくはこちらの記事で解説しています。

5分でわかる仮想通貨OMG(OmiseGO/オミセゴー)。将来性についても解説!

そんなOmiseGOを運営するのが「Omise」です。「仮想通貨のOmiseGOのことは知ってるけど、Omiseのことはよく知らない。」

そんな声を多数いただいたので今回はそんなOmiseについて解説していきます!

Omiseとは

Omiseは一言で言うと「決済プラットフォーム」です。(ん。まだ少しわからないぞ。)

これはOmiseの公式ページに書かれていることです。

こちらのページで「決済プラットフォーム」と明記されています。(これについては後述します。)

代表は日本人の長谷川潤さん

既に仮想通貨の世界ではかなりの知名度になっているのでは?と勝手に思っていますがOmiseの代表は長谷川潤さんです。

長谷川潤さんはとにかく、起業家精神に溢れた方です。

過去には2009年に「LIFEmee」というライフログサービス(生活の記録を残せるサービス)を立ち上げ、その後も複数のスタートアップを立ち上げています。

そして、2013年共同創業者のDon Harinsutと共にOmiseをタイで創業。Omiseは日本にも「Omise Japan株式会社」という会社を構えており、そちらの代表も長谷川さんはされています。

Omiseの全体のメンバーは10カ国(もしくはそれ以上の)にも及ぶグローバルな組織です。異国の人間も含めた組織を束ねるそのリーダーシップ・人間力が今のOmise・OmiseGOを作っているのは間違いないと思いますね。

長谷川さんについて更に詳しく知りたい方はこちらで解説しています。

omise代表の長谷川氏に関するニュースまとめ

Omiseの事業内容

当初は決済プラットフォームではなく・・・

先程「Omiseは決済プラットフォームを提供している会社です」と軽く説明しました。しかし、創業当初はOmiseは決済プラットフォームを作る予定は一切なかったんです。

実は、Omise創業当初は決済プラットフォームではなく「Eコマースプラットフォーム」を作ろうと考えていました。

Eコマースとは

コンピュータネットワーク上での電子的な情報通信によって商品やサービスを売買したり分配したりすること。消費者側からは「ネットショッピング」とも呼ばれている。Electronic Commerce(電子商取引)のこと。

(Wikipedia 電子商取引より引用)

EコマースとはECサイトと言われることもあり、一番身近な例だと「Amazon」「楽天」などが挙げられます。

また”プラットフォーム”とは簡単に言うと「基盤・土台となる環境」のことで、仮想通貨でいうとEthereumがよくプラットフォームと言われています。

Ethereumは基本的なシステムを無料で一般公開しているので、新しく仮想通貨通貨を発行するときにEthereumを利用することで自分で0から仮想通貨を作るよりも簡単に発行することができます。

「大本の存在・基礎となる部分」そんな風にプラットフォームを捉えてくれれば問題ありません。つまり、Omiseはネットショッピングの基盤となる存在になろうと考えていたのですね。

決済プラットフォームへ方向転換

しかし、そんなとき問題が起きました。当時の話を長谷川さんは次のように言っています。

Omiseは当初Eコマースプラットフォームとしてタイで事業を開始しました。優秀なチームメンバーを採用し、プロダクトも作り上げたところでECに必要な決済の導入で壁にぶつかりました。

従来型の決済システムは導入までの開発が複雑で実際に事業をスタートするまでに長い時間を要するようなものばかりでした。

これは私たちだけの課題ではなく、オンライン事業者全ての課題であると考え、Eコマースプラットフォーム事業を取りやめて”Online Payment for Everyone”を企業アイデンティティとして誰でも簡単に導入できるオンライン決済サービスを作りあげました。

(創業記帳Web「タイ発のFintechベンチャー「Omise」に学ぶ、多国籍経営のポイント」より)

こんな経緯があって、これまでやってきたEコマースの事業をやめて、決済サービスに踏み切ったのですね。

それにしても「サービス・技術が足りない!それは他の同業者も同じことを思うはずだから、それなら足りないものは俺たちで作ってしまおう!」

そのような決断力と行動力は本当にかっこいいとしか言いようがありませんね。

Omiseの決済サービスって何?

長らくおまたせしました。ここからは、Omiseがメイン事業として取り組んでいる決済サービスについて解説していきます。

決済サービスの仕組みを簡単に説明

「決済サービス」と聞くと難しく捉える方も多いのではないでしょうか?

でも実はそんなことありません!むしろこれを見ているあなたも日々使っているものなのです!

下の図を見てください。

こちらはOmiseGOの公式ページから引用してきた図です。決済の流れは次のようになっています。

①お店で消費者・購入者がOmiseの決済システムを使って決済。するとOmise側にその情報がいきます。

②Omise側から一度しか使えないトークンが消費者・購入者に付与されます。

③消費者・購入者から店舗側に決済情報が通達。店舗側はOmise側に手数料とトークンを送信する。

この決済サービスがあることで店舗側からして、楽になります。(これは後ほど説明)

同時に、自分で商品をもったり、ビジネスをしている人が使うものなので、多くの日本人にとってはあまりイメージが湧きにくいことですね。

Omiseの決済サービスの特徴

Omiseの決済サービスの特徴を簡単に説明していきます。

セキュリティがしっかりしている

人によっては「そもそも決済サービスってそんなに重要なの?」と思われている方はいると思います。

ただ、決済サービスは絶対に重要です。これは仮想通貨をやっている人であれば心当たりがあることです。そう。セキュリティの問題です。

今やインターネットは世界中どこでもつながる時代です。便利であることは間違いないのですが、それと同時に、多くの危険が潜んでいます。その一つがハッキングですね。

それを防ぐためにもセキュリティは非常に重要なのです。

事業者としては顧客の情報を管理する義務もあるので、簡単にハッキングされてしまっては事業・商売どころではありません。

そこでセキュリティが強固な決済サービスが必要なのです。Omiseはまさにそれを体現しているサービスです。

Omiseの公式ページには次のように記載されています。

ここで注目したいのが「国際セキュリティPCI-DSSコンプライアンス」

PCI-DSSで調べてみると・・

PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)とは、カード会員情報の保護を目的として、国際ペイメントブランド5社(アメリカンエキスプレス、Discover、JCB、マスターカード、VISA)が共同で策定したカード情報セキュリティの国際統一基準です。【FUJITSU :PCI DSS (ピーシーアイ ディーエスエスとは)より】

つまりはクレジットカード会社が「みんなこの基準に達するようにしてね。そうしたら安全に取引できるから」と言っているものです。

そして、OmiseGOはこの基準を完全に満たしています。

※ちなみに「3.2」というのは最新バージョンを示しています。

更に

  • 24時間体制でのサポート
  • 最高レベルの暗号技術
  • AIによる不正検知システム

などのシステム・仕組みによって強固なセキュリティを事業者に提供しています。

多用な決済手段の提供

私達日本人は普段からクレジットカード・銀行振込・携帯電話・電子マネーでの支払いなど、様々な決済に対応していますが海外ではそれは当たり前ではありません。

タイでは70%以上の人が銀行口座をもっておらず、クレジットカードの普及率もそこまで高くありません。

そこでOmiseの決済サービスが使えるのです。

現在Omiseが提供している決済サービスには

  • クレジットカード
  • 請求書払い(現金払い)
  • インターネットバンキング(クレカ不要)
  • Alipay
  • コンビニ決済

があります。

タイではまだ現金決済が未だ一番多いのです。とは言え、クレジットカード決済も同じ決済システムで、できる越したことはありません。

そこでOmiseのこの決済手段の豊富さが強みになります。

事業者は一々、それぞれの決済手段を個別に導入することなく、Omiseの決済手段を導入することで上記の5つの決済手段を使うことができるのです。

※Omiseを導入している店舗・会社

まとめ

このようにOmiseはこのOmiseの決済システムを使って、多くの事業者の決済を助けることを目的に活動している会社です。

まだ、私達の身近に感じることができるほど普及はしていませんが、これからのOmiseには期待が高まります。

Omiseが盛り上がればOmiseGOも盛り上がることは間違いないのでこれからもOmise・OmiseGOを応援していきましょう!

※OmiseGOについての解説記事はこちらから

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